こんにちは、山口まみです。
先日は阿蘇中央高校の職員研修の講師にお招きいただき、メンタルヘルス研修の一貫として「ストレスマネジメント」の講演をさせていただきました。
そこで今回は、私の記憶にも新しいので「ストレスの正体」について考えてみたいと思います(笑)。
日常生活において、誰もが大なり小なりのストレスを抱えています。
でもストレスの実体は何かということになると、正確に捉えることが途端に難しくなるような気がします。
私たちが何かを「ストレス」だと感じるのは、自分が行うべきことに対して「時間と資源」(自分の能力も含めて)が不足していると感じるときです。
例えば、私も講演依頼などをいただくときに、そのテーマが自分にとって馴染み深いもので、かつ準備する時間がたっぷりあるときは、講演をストレスに感じることはありません。
けれども、同じ講演依頼であっても、テーマがあまり馴染みのないもので、準備期間がそれほどとれなかったりすると、途端に講演という仕事がストレスに感じられるようになります。
具体的には、去年6月に熊本県書店商業組合様から依頼を受けた講演がそれにあたります。
書店業界のいろはも知らない土素人の私が、書店経営者である皆さんにどんな話をしたらいいのか、相当悩み考えました。
書店業界関係の本を必死に読みあさり、色々と思考錯誤する中で、徐々にお伝えしたいことが形となって見えてきて、最終的には
「本とヒトが持つ無限の可能性 ~新しい価値を創造して提供するということ~」
というテーマで講演させていただきました。
この講演に至るまでの準備期間の中で、心に強く感じたことがありました。
それは、ストレスは自分が抱えている課題や問題をどう捉えるかによって変化するものである、ということです。
「自分にはそれを乗り越える時間と能力が不足している」と決めつけてしまえば、その段階でストレスのプレッシャーは自分を打ち負かすほど大きなものになってしまいます。
でも、「自分には何とかできるはず。このプレッシャーのおかげで、また私も成長できる。」と考えると、『ストレス=絶好のチャンス』となります。
実際にストレスという荷重は、私たちの能力を伸ばす機会をもたらしてくれる貴重なものです。
もちろん、大きなストレスを感じているときには、「こんなことやりたくない!」と思ってしまいがちです。
でも、その課題や問題を何とか乗り越えたときに、その「ストレス」がもたらしてくれた恩恵に感謝するのです。
今現在、あなたは仕事、家庭、人間関係、もしくは経済的なことや健康面において、何か大きなストレスを感じているかもしれません。
でも、そのプレッシャーは、これまで気づかなかった自分の能力に目覚めさせ、新しい高みにあなたを引き上げてくれるチャンスが訪れている証拠です。
それでもストレスに直面すると、気弱になって心が折れそうになってしまう、という方もいると思います。
そんなときは、以下の2つの質問を自分に投げかけてみてください。
「なぜ、私はこれをストレスだと感じているのか?」
「これまでどうやって、ストレスを乗り越えてきたのか?」
そこにはきっと自分の強さを思い出すヒントが隠されているはずです。
そんなストレスに関するあなたの体験や思いも、ぜひお聞かせくださいね。
皆様からのお便り(メール)を楽しみにしています!
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ポジティブ心理学博士
山口まみ
追伸、昨日の午後はものすごい暑さだったので、スペシャルなかき氷(プリン味、コーヒー味のかき氷です!)を出してくれるところまで、家族でドライブしてきました。その後、河川公園で水遊び。娘は、ひざ下までしかない浅い水位にもかかわらず、頭から水に入り元気に遊泳していました。どんな暑さでも自然の中で遊ぶのが、一番のリフレッシュになるようです。
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