他人の領域に踏み込んでいませんか

最近、主人の娘に対する態度に「それは酷いんじゃないか?」「何て無神経なのだろう!」と憤慨している自分がいました。

「もっとこうしてくれたらいいのに、ああしてくれたらいいのに」。。。と考えれば考えるほど、彼に対するネガティブな気持ちがどんどん湧き起こってくるのを感じていました。

そこで朝の瞑想を通じて、「なぜ、こんな風に感じるのか?」と自問してみました。

でも、「彼はこうすべき、ああすべき」という考えに戻るばかりで、明確な答えが浮かんできません。

そこで、以前にもご紹介したByron KatieさんのSelf-inquiry techniqueの4つの質問とturnaround(逆転の発想)をしてみることにしました。

(前回の記事→「低い重要感に苦しんでいるあなたへ」

質問1、彼が無神経だというのは本当か?
答え、もちろん!だって、彼は娘の気持ちを踏みにじって、傷つけているから。

質問2、彼が無神経だというのは、100%真実だと言い切れるか?
答え、(しぶしぶ)ノー、なぜなら彼は繊細な部分も持ち合わせていて、娘にも理解と思いやりの気持ちをしばしば向けているから

質問3、彼が無神経だという考えをもったときに、自分はどんな気持ちになるか?
答え、怒り、憤慨、イライラ、娘に対する同情の気持ち、彼をやりこめてしまいたいという気持ちになる

質問4、彼が無神経だという考えを手放したときに何が起きるか?
答え、心がスーッと静まって穏やかになる。体から力が抜けて、深い呼吸ができる感じ。

逆転の発想 (turnaround):「彼は無神経だ」という考えを180度転換してみるとどうなるか?

答え①、「私は無神経だ」(確かに、私も時に無神経に振る舞っていることがある。私たちは誰しも、相手の気持ちに敏感になれるときと、そうでない時がある。だから、彼ばかりを責めるのはおかしい」

答え②、「彼は無神経ではない」(確かに、彼はとても優しく繊細な面があり、子どもの気持ちを私以上に汲めていることも多々ある)

そんなダイアログ(対話)を自分の中で続けていたら、自分の中に湧いてくる腹立たしさや苛立ちは、相手の領域に土足で踏み込んで、相手をどうにか変えたいと考えているからだということに気づきました。

そして、「他人を変えることは決してできない」という事実を目の前に、どうにもならない無力感・無能感を自分が感じていたということに。。。

その意識の矛先を自分に向けたら、自己反省の気持ち共に「他人に批判の目を向ける前に、自分自身をしっかり見つめて高めていこう」という前向きなエネルギーが湧いてきました。

私たちが普段感じる「暗く重いネガティブな気持ち」の大半は、他人の領域に踏み込んで、相手や状況を変えようと躍起になることから引き起こされます。

たとえ家族であっても、彼らの領域は彼らのものであり、そこに踏み込んで統治権を握ろうとするのは、相手の抵抗と自己防衛を触発し、結果として双方に怒りと悲しみをもたらすだけです。

私たちにできるのは、自身にフォーカスし、至らないところは改善して自己を高めていくことだけです。

自分がより広い視点と穏やかな心を持てているとき、私たちが周りに及ぼすことのできるポジティブな影響力は増大します。

相手を変えようとするのではなく、自分の姿を見てもらうことで、相手を新しい考え方や行動へとインスパイアする。

相手を変えようとするのではなく、自分の心の状態を高めることで、相手を新しい考え方や行動へとインスパイアする。

そんな心のあり方が、幸せな関係を築く秘訣なのかもしれませんね。

山口まみ拝


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