10歳の娘との対話「こころへの水やり」

夜眠る前に、娘と話をしていたときのこと。

彼女がぽろっと、「人が色々なことをするのは、幸せになりたいからだよね」と言いました。

10歳の子どもの口から、そんな言葉が出てきたことに感心すると同時に、もうちょっと「幸せ」という概念を掘り下げたくて、私は以下のように言いました。

「そうだね、人が何か物を得たり、体験したり、目標を達成することを望むのは、それがつまるところ『幸せ』をもたらしてくれると思っているからだね。

けれど「幸せ」を望んでいるのであれば、「幸せ」は今すぐここで感じることができるんだよ。

だって、「幸せ」は外から得るものではなくて、自分の内にすでに『ある』ものなんだから。

だから、物や人や体験といった自分の外にあるものに頼ることなく、私たちはいつでも「幸せ」を感じられるんだよ」

と言うと、暫く沈黙が続きました。

娘にはこの話はまだちょっと早かったかな?難しかったかな?なんて自問していたら、「ママが私のママでよかった」としみじみとした声が娘から返ってきました。

幸せは自分の内にすでに『ある』もの。

そのことに気づくと、私たちは真の自由を手に入れることができます。

しかしながら無意識に日常生活を送っていると、そのことを忘れてしまうことの何と多いことか!

新しい商品や製品を手にしたり、身につけたりして『幸せいっぱい』を表現している人物の広告を見れば、「この人と同じものを手に入れれば、もっと幸せになれるんじゃないか」と無意識のうちに考えてしまったり。。。

世界の美しい観光スポットの写真を見れば、「非日常のこんな体験ができれば、自分の人生はもっと豊かになるんじゃないか。。。」と思ってしまったり。。。

幸せな結婚生活を送っている友人を見れば、「自分もよいパートナーに恵まれれば、もっと楽しい人生が送れていただろうに。。。」と相手を羨んだり。。。

でもこうした「幸せは自分の外にある」という勘違いが続くと、自分でも気づかないうちに「環境が変わらなければ幸せになれない自分」を固定化させていきます。

私が皆さんに提案したいのは、「環境がどうであれ『幸せ』を感じられる」ことを思い出すことです。

そして、「何があっても自分の『いい気持ち』を大切にしよう」と決意して、外的環境にばかり向いていた目を、より内面に目を向けるようにするのです。

そして、その内面の変化に応じて、あなたの外的環境がどのように変化するか観察してみるのです。

あなたの考え方や感じ方が変わると、行動が変わります。

行動が変わると、あなたの体験が変わり、体験から得られる感情も新しいものとなります。

そして、その新しい感情は新しい思考を生み出します。

「古い自分」を脱却して「幸せな新しい自分」を創造するプロセスは、他でもないあなたの思考からスタートするのです。

私たちの人生は、誰一人の例外なく、自身の内面を反映させたものです。

だからこそ、内面にある豊かさや幸せに目を向け、それらへの水やりを忘れない。

そんな自分でありたいと、私もいつも思っています。

山口まみ拝


子育てにおいては、親自身が「穏やか」で心のゆとりを持っていることが必須です。

親が理性を失い感情的になれば、子どもは「怖れや不安」を強く心に抱き、親が子に伝えたい大事なことを学び取っていくことができません。

子どもさんは誰よりあなたがのことをしっかり見ています。

自分の感情をコントロールすることを学び、脳を最大限に活用することをサポートするマインドフルネス。

その知識とスキルは子どもさんに与えることのできる最高の贈り物だと、私は思います。

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