皆さん、こんにちは。
ポジティブ心理学博士 山口まみです。
今、私たちが住んでいるニュージーランドのダニーデン市は、世界で一番急な坂道(Baldwin Street) があることで有名なところです。
この坂道の上に友人宅があり、先日そちらへお邪魔してきました。
帰り際、その坂道を車で下りながら、私たちのネガティブな感情も野放しにしておけば、こんな坂道を転がるボールのようにどんどん勢いを増していくことを思い出しました。
心の心理学に基づいた
「こころの働き(原則)」について学ぶ以前は、私もネガティブな気持ちを感じると、それをますます増長させるようなことを意識することなくやっていました。
例えば、人間関係において「悔しい!腹立たしい!」という経験をすると、それを友人に話し、家族にメールし、家に戻っても頭の中で反芻し、その体験を何度も繰り返し再体験するということが日常茶飯事でした。
そうして、嫌な出来事自体はほんの短い時間だったにも関わらず、その何十倍という時間を、(自分の思考が生み出した)ネガティブな気持ちをぎゅっと握りしめたまま悶々と過ごしていました。
(今振り返れば、貴重な時間とエネルギーという自分の資源を(考え無しに)無駄にしていたことが悔やまれます!)
けれども、「心の働き」を知った今となっては、自分を不必要に苦しめていたのは、他でもなく自分の思考であったことがよく分かります。
ですから、今はボールが坂を転がり出したら、出来るだけ早いうちに、そのボールを止める努力をしています。
それと同時に、普段自分が感じる「いい気持ち」(ポジティブ感情)を高めることも意識して行っています。
例えば、朝起きてすぐ、その日一日の「やるべきこと」を考えるのではなく、まず自分が感謝したいことに意識を向ける(布団の柔らかさ、温かさ、熟睡できたこと、健康な体など)ことが、私が大切にしている『朝の儀式 (morning ritual)』 です。
こうして「いい気持ち」で朝をスタートさせることで、その日一日の心のあり方、頭の働き方、そして自分が体験する「現実」が決定されていきます。
今日お届けする第3回の動画は、このように日常においてポジティブ感情を高めることの効用についてお話しています。
生きている限り、嫌な気持ちを感じずに生きることは不可能ですが(またそれは危険なことでもあります!)、より「いい気持ち」で日々生きていくことは可能です。
そして、あなたが幸せであることは、あなたを囲む周りの人(&その人たちを囲む人たちも!)も幸せにするという「副作用」もついくることが研究の結果、明らかになっています。
あなたがどこへ行っても、そんな幸せの種を周りにまくことができたら、それだけであなたは大きな社会貢献をしていることになります。
第3回の動画では、そんなポジティブ感情の持つパワーを味方につけて生きていく方法についても、お話しています。
第3回の動画はこちらからご覧いただけます。
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本来の幸せな自分を取り戻すために第3回ポジティブ感情のパワーを味方につける法
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(第3回の動画は画面をスクロールしていただくと、第1回&第2回の動画下に出てきます)
*こちらの3回の無料動画が、ご友人&知人の方にも有益だと思われましたら、動画リンク、またはこちらの動画申込リンクをシェアしていただければ幸いです。
動画をご覧いただいた方から、
「まみさんが海外にいるとは思えないぐらい、身近に感じることができて嬉しく思います。内容も理論的に分かりやすく話していただくので 自分のことを思いながら考えることができます(一部抜粋)」
という嬉しいコメントをいただきました。
どこにいてもこうして皆さんと繋がっていられるというのは、本当に嬉しいものです。
それでは本日も笑顔溢れる幸せな一日となりますように!
ポジティブ心理学博士
山口まみ
eBook『心理学博士が贈る7つの幸せレシピ』

いつからでも始められる、自分を磨き高める7つのレッスン。幸せのエッセンスが凝縮されたeBookです。