選択肢は多ければ多いほどいいのか?

こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。

ニュージーランドに到着して6日目の朝を迎えています。

長旅の疲れも随分とれて、今朝は久しぶりに5時に起床することができました。

朝から2時間みっちり仕事ができるかと思いきや、学校初日ということで興奮している娘が6時前に起きてきてしまいました。

先程、娘を学校に送り届けて、ようやく落ち着いてパソコンに向かうことができています(笑)。

娘の学校生活がスタートしたことを機に、私たちもこれから新しい生活のリズム&ルーティンが整っていきそうです。

こちらに来て日本と一番違うと感じるのは、大自然に囲まれているということ。

日本で私たちが住んでいたところも、近くに山があり田んぼがありという恵まれた環境ではありましたが、大自然を身近に感じることはありませんでした。

こちらは家から一歩足を踏み出せば、目の前には大草原(昔の農場が今は公共の草原になっています)が広がっています。

Macrocarpaと呼ばれる大木からは大きなブランコが下がっていて、娘は毎日これを楽しんでいます (これは3ヶ月前に引っ越してきた隣人がつけてくれたそうです)。

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その広い草原の端にはwalking trail(遊歩道)の入り口もあり、そこを辿っていくとRoss Creekというダニーデン市に水を供給していた大きなため池のある森林公園へと出ることができます。

他にもPineapple trackといった整備された山道やサイクリング道がすぐ近くにあります。

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ニュージーランドは何もないところだと言う人もいますが、こんな雄大な自然に囲まれた環境で生活できること自体、お金では買えない最高の贅沢だと感謝しています。

とすっかり、前置きが長くなってしまいましたが、今日の本題に入りたいと思います。

今日は、物質主義と幸せの関係という観点から、”選択肢は多ければ多いほどいいのか?”という問いを掘り下げたいと思います。

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物質主義と幸せの関係

「選択肢は多ければ多いほどいいのか?」
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現代は物質に恵まれた(けれど時間は乏しい)社会です。

ショッピングモールやスーパーに行けば、溢れるほどの物でお店が埋め尽くされています。

それだけでなく、外へ出ずとも、インターネットでボタン1つクリックすれば欲しい物が簡単に手に入る時代になりました。

物の数が増えたということは、私たちが決断を下す必要のある選択肢も増えたということ。

この「選択肢が多い」ということは一見よいことのように思えますよね?

例えば、靴下を選ぶときにたった2つの選択肢より、10の選択肢があった方がずっといいと感じるはずです。

ところが、コロンビアビジネススクールのSheena Iyengar教授の研究によると、多すぎる選択肢は「間違ったものを選択してしまう怖れ」と共に、フラストレーションや不満足感を生み出すことが分かっています。

Iyenger教授の著書”The Art of Choosing”の中に、面白いジャムの販売例があげられています。

ある食料品店で、6種類のジャムと24種類のジャムを並べて試食コーナーを設けました。

(予想通り)より多くのお客さんが、24種類のジャムが並べてある方に足を運びます。

しかし、実際に購買結果を見ると、6種類のジャムが並べてあるところでは30%のお客さんがジャムを購入。

一方、24種類のジャムを並べてあるところでは、たった3%のお客さんがジャムを購入するという結果でした。

つまり、選択肢が限られている方が、人の意思決定を促しやすく、購買につながるということが分かったわけです。

私たちの意識は、一度にたくさんのものを比較検討することができません。

実際に、一度に比較検討できるアイテムの数は5つだと言われています。

そのため、5つ以上の選択肢を比較検討することは、私たちの脳を必要以上に酷使し、エネルギーを消耗した上に、フラストレーションやイライラを募らせるという望ましくない結果を生み出します。

この状態を打破するために有効なのは、自分の欲しいものを明確にして、アイテムを事前に”フィルター”にかけて無駄な選択肢をふるい落とすことです。

例えば、事前に予算を明確にしておき、それ以下またはそれ以上のものは見ないようにする。

日常の食料品の買い物であれば、事前にショッピングリストを作って出かけて、それ以外のものは購入しないようにする。

という手もあるかもしれません。

それでも、女性の多くは(私も含めて!)、明確な目的もなく色々なアイテムを見て回るのも好きですよね(笑)。

そんなときは時間を決めて回るというのもよいでしょう。

何はともあれ、「選択肢があればあるほどよい」という誤った認識の罠に陥らないようにすること。

自分独自の”フィルター”を事前に設けて、時間とエネルギーを無駄にしないようにすること。

そして、物を所有することに「幸せ」を求めないようにすること。

この3つが、これからの
「hyperchoice(過剰選択)」の時代を生き抜いていくためのコツになるようです。

そういう意味でも、物質的な選択肢が日本に比べるとはるかに少ないニュージーランド生活は、私の精神衛生にとってよいのかもしれませんね(笑)。

では、また次回お会いしましょう!

ポジティブ心理学博士
山口まみ

追伸、11月5日はGuy Fawkes Dayという花火をあげて祝うお祭りの日でした。お友達宅に集まり、一緒にBBQと花火を楽しみました。ニュージーランドで花火が販売されるのは、10/27-11/5までの約1週間のみ。花火をすること自体は一応年中許可されていますが、花火の販売期間がそれだけなので、ほとんどの人がGuy Fawkes Dayに1年分の花火を楽しんでおしまいです。何だか日本の桜のようですが、この”特別感”がまたいいのかもしれません。

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