言葉がくぐるべき3つの門


こんにちは、山口まみです。

皆さんは「言葉の重み」について考えたことがありますか?

言葉は表現された思考で、「人類が発明した最も強力なドラッグ」とも言われるものです。

また日本では「言葉は言霊」と言われるように、言葉には大きな力が宿っていることを、人は太古の昔から知っていました。

神秘主義詩人のRumiは、こんな言葉を残しています。

口を開く前に、3つの質問の門にあなたの言葉をくぐらせなさい。

1つは「これは本当(真実だろうか)?」という門。

2つは「これは言う必要があるだろうか?」という門。

3つは「これは思いやりのある優しい言葉だろうか?」という門。

どうでしょうか?

日常で、あなたが口にする言葉の何%が、この3つの門を無事にくぐることができるでしょうか?

多くの人が感情的になると、つい思ったことが(考え無しに)口をついて出るという習性を持っています。

これはなぜかというと、感情的になっているとき私たちの理性的な脳は、原始的な脳(爬虫類脳)にハイジャックされているからです。

そのため、衝動を抑える役割をもった哺乳類脳の部位「前頭前野」がしっかり働かず、行動の抑制が
きかなくなるのです。

また中には、感情的になってなくとも、思ったことをそのまま口に出して言うという習慣を持った人もいますよね(笑)。

そして後から「あんなこと言わなきゃ良かった。余計な一言だったよね」と後悔したりします。

かくいう私も自分が疲れて気分が悪くなると、つい家族につっけんどな態度を取って、冷たい言葉を放ってしまうことがあります。

昨晩も娘がなかなか寝付かずにいて、体をばたばた布団の上で動かしていました。

何度娘に「もう寝るよ、おやすみ」と言っても、寝つく様子は全くなく、「ママ、何で雨は降り続けるの?」と聞いてくるので、

思わず「そんなことは今お話することじゃないでしょ。さっさと寝なさい!」と言い放ってしまいました。

すると、その後急に娘が静かになったので、そっと様子をうかがったら、スヤスヤ寝ていました(笑)。

その娘の無邪気な寝顔を見ながら、同じことを言うにしても、もっと別の優しい言い方があったのに、と深く反省した次第です。

Rumiが語った3つの門に自分の言葉をくぐらせることは、なかなかすぐには実践できないかもしれません。

でも、この門の存在を頭の隅に留めて実践しようと努めることで、爬虫類脳のハイジャックを抑制し、前頭前野を鍛えることにつながっていきます。

皆さんご存知のように、脳は死ぬまで成長しているので、意識的な働きかけにより脳の回路を変えていくことができます。

感情的になって放った言葉は、後からどれだけ詫びたところで「なかったことにしてしまう」ことは出来ません。

それは何らかの形で、目に見えない傷を相手に残す場合もあります。

だからこそ、自分の言葉が相手に与える影響の重みを認識しておくことが大切なのだと思います。

Rumiが掲げた3つの門

『真実、必要性、優しさ』
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これらをしっかり心に刻んで、できるだけ人の気持ちを軽く明るくする言葉を発していきたいものですね!

 では、また次回お会いしましょう!

ポジティブ心理学博士
山口まみ

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