こんにちは、ポジティブ心理学博士の山口まみです。
最近、家族で一緒にYoutubeで見ているのが、アニメ”Baby steps”です。
最初は主人が日本語の勉強のためにと見ていたのが、気づけば私も娘も一緒にはまって見るようになっていました。
というのも、主人公の丸尾君の姿勢から、私自身、学ぶところが多々あるからです。
丸尾君は高校生になってテニスを始めた男の子。
そんな彼が日本のジュニア選手権に出るほどまでに、急成長していく過程がストーリーの軸となっています。
丸尾君の素晴らしいのは、決して「諦めない」という姿勢を強く持っていること。
自分の弱さや課題を明確にして、それを克服していくプロセスを細かく分析して、忠実に1つずつ行っていくことです。
彼は周りが驚くほどの「ノート魔」で、練習内容から試合の反省点、現在の考えや気持ち、試合相手の分析など、あらゆることをノートに綴っています。
そして、試合中も自分のノートをチェックしながら、作戦を練ったり、自分の心を整えたりと、ノートをフル活用します。
実は、このノートにすべてを落とし込むという作業が、次なる課題を明確にすると共に、彼の頭をクリアにして、気持ちを落ち着け、前に進む原動力を作ってくれているのが分かります。
私たちがやりがちなのは、自分の考えや気持ちをグルグル頭の中で反芻してしまうことです。
きちんと表現されないそれらは、なかなか晴れない靄のように、心の中に漂い続けます。
そして、その靄のために、明確な考えも浮かばず、どうしていいか分からないという「行き詰まった」状態になってしまうのです。
頭の中に渦巻いている考えや気持ちは、言葉にして書き出すことで、より理論的に整然としたものとなり、心は明晰さを取り戻します。
毎日日記をつけるのは、習慣化するのが難しいかもしれません。
けれども、時には自分の思いを言葉にして書き出して、すべてを
「可視化」することを心がける。
そうすることで、次に進むべきステップがきっと見えてくるはずです。
現状から抜け出せないような気持ちになっている時こそ、自分の内面に目を向けてみる。
その内面を言葉にして表してみる。
そうすれば、必ずまだ「自分にできる何か」が残っていることに気づくはずです。
自分を信じて、今目の前にある課題に真正面からぶつかり、出来る限りのことをやっていく。
その簡単に「あきらめない」姿勢が、自分の新しい人生を切り拓き、望む人生を創造していくことにつながっていきます。
動画シリーズ『本来の幸せな自分を取り戻すために』では、「今という瞬間」に抱く思考を変えていくことで、感情、行動、そして人生体験そのものが変わっていくプロセスを詳しく解説しています。
3回に渡ってお届けする内容は
第1回:家庭や学校で教わらない大切なこと:こころの働きと活用法
第2回:自分を制限する思考を手放して、最高の自分を実現する法
第3回:ポジティブ感情のパワーを味方につける法
家庭や学校でも決して教わることのない、心の働きと活用法。
それはあなたの人生そのものにダイレクトに影響を与える力を持っています。
ぜひ、この機会に学んでくださいね。
山口まみ拝
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