こんにちは、ポジティブ心理学博士の山口まみです。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨年の9月からFacebookのブッ活-BOOKatsu- というコミュニティで、毎週金曜日に本の紹介コラムを書いています。
「週に1冊の本を紹介するコラムを書き続けるのは大変でしょう」と言われることがありますが、そんなことはありません。
本を読むのは私にとって重要な仕事でもあるので、1日に1、2冊、多いときはそれ以上の本を読んでいます。
ですから、紹介する本に困るということはありません。
ただ、コラムを書くときに、筆が進む場合と(実際には筆は使っていませんが、笑)、なかなか筆が進まず悪銭苦闘する場合は、もちろんあります。
でも、自分の思いや考えを文字にしていくというアウトプットはインプット以上に大切だと思っています。
『インプットは簡単、アウトプットは困難』
これは皆さんも色々な場面で実感されていることではないかと思います。
なぜなら、インプットは受け身であり、自分の思考を使って何かをプロセスするという能動的な作業は最小限で済みます。
ところがアウトプットとなると、インプットしたものを咀嚼、消化、解釈して、頭の中で整理したものを自分の言葉で組み立て直す必要があります。
自分では理解したつもりでいても、それを他人にも理解できる「形あるもの」として表現していくのは容易なことではありません。
でも、だからこそアウトプットにはインプットしたものを自分のものにする効果があります。
勉強好きで沢山の本を読み、数々のセミナーや講演会などに参加してはみるけれど、あまりその効果を感じられないという人は、アウトプットの量が少ないのだと思います。
そんな人は意識してアウトプットを増やしていくことをおすすめします。
今はブログや多数のSNSをはじめ、ペチャクチャナイトやトーストマスターズといったプレゼンテーションの場など、アウトプットをする機会はどこにでも転がっています。
それ以外にも、学んだ内容を友人や家族に口頭で伝えるというのも、立派なアウトプットです。
アウトプットは確かに大変なことで多大なエネルギーを使います。
でも、それ故にアウトプットからしか得られない達成感や喜びを感じることができます。
そして何より、それが、あなた自身の成長に確実につながっていくのです。
インプットしたらアウトプット!
これからはそれを心がけて、もっともっと効率よい自己成長を楽しんでくださいね。
それではまた来週の金曜日にお会いしましょう!
山口まみ拝