問題と気持ちを一晩寝かせるという方法

こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。
 
当ブログをご覧いただきありがとうございます。

「山口さんは夫婦ケンカをしないでしょう?」
と聞かれることがあります。

 確かに、それへの答えは相手の期待通り、
「はい、(ほとんど)しません」です。

結婚生活も今年で17年ほどになりますが、
過去にケンカと言えるケンカをしたのは2回。

 1度目は2005年に日本縦断自転車の旅を
していて、互いを見失ったとき。

 2度目は2009年に0歳児だった娘の
子育てをめぐってモメたとき。

 ケンカした年とその場面を明確に覚えていられるほど、
ケンカの数が少ないと言えるのかもしれません(笑)。

ではなぜケンカにならないのか?
それは主人の温厚な人柄も
大いに関係しているとは思いますが、
私も幸運なことに早いうちから
「問題を一晩寝かせる」ということを
覚えたからだと思います。

私たちは何か問題が起こり、
ワッー感情的になると、
その問題をすぐに解決したい、
そしてモヤモヤとした感情をすぐにどうにかしたい、
という衝動に駆られがちです。

でも、激しい感情が心を渦巻いているとき、
私たちの思考の幅は
極端に狭いものになっています。

 それは「トンネルビジョン」と呼ばれるものです。

そんな狭い視野で物事を考えたところで、
良い解決策が浮かんでくるはずがありません。
また感情的になっているときは、
冷静であれば口にしないような言葉が、
そのときの勢いで飛び出してくることが
多々あります。

後からお詫びの言葉と共に
「あれはあの時の勢いで言ってしまったの。
状況が状況だけにあなたも理解してくれるでしょう」
と言い訳したところで、あとの祭りです。

 相手の心に一旦釘を打ち込んだら、
それを後から抜いたとしても、
その釘の穴(傷跡)は残ってしまいます。

 だとすれば、大切なパートナーの心に
釘を打ち込まない努力を
最初からすべきだと、私は思います。

その努力が
「問題と気持ちを一晩寝かせる」
ということになります。

寝かせるということは、問題に対して
何もしない時間をもつということです。
話し合いを一旦やめる。
相手を責めるのを一旦やめる。
自分を責めるのも、一旦やめる。

一晩寝て、朝起きてみたら、
「事態は自分が思ったほど深刻でなかった」
と気づくことも多々あります。

 少なくとも、自分の感情の渦から少し離れ
多少の冷静さを取り戻した自分がいることに
気づくことでしょう。

心が少しでも落ち着いてくると、
物事の全体像がより見えてくるようになります。

 ですから、カーッと感情的になりそうなときは、
その感情の波に呑まれずに、
「一晩寝かす」

 漬け物もワインも寝かせることで熟成します。

 夫婦関係の問題も同じです
(ちょっと意味合いは違いますが、笑)。

 ぜひ、そのことを心に留めておいてくださいね。

ひと組でも幸せな夫婦が増えますように。
 
ポジティブ心理学博士
山口まみ

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