「〜しなければ」という思いから自分を解放する

皆さん、こんにちは。
ポジティブ心理学博士の山口まみです。

先日、WBポジティブマインドコミュニティのメンバーの一員で、『やさしいマインドフルネス入門コース』を受講していただいた方から、以下のような質問をお受けしました。

「今、ここ」の意識で過ごしたいのですが、心が多動状態で瞑想中にも注意が保てずにいます。

私の意識が逸れてしまう一番の原因、「~しなければ」という思いから解放されたいと思っていますが、どのようにしたらいいか分かりません。

何かいいアドバイスをお願いします。

マインドフルネス瞑想を実際にやってみると、呼吸にフォーカスしていたはずの意識が、気づけばあちこちに浮遊していくのを意識することができます。

マインドは様々な事柄に注意を向けて、思いを馳せることが仕事です。

なので、マインドが勝手に浮遊してしまうことに対して、落胆したり、自己批判したりする必要はありません。

マインドフルネス瞑想においては、意識がアンカーである呼吸から逸れたことに、まず気づけるようになること。

そして、それに気づいたら、意識を呼吸にそっと戻してあげること。

この2つが基本的なプロセスになります。

このプロセスを辛抱強く、繰り返し行うことで、自分のランダムな思考や気持ちがマインドを強く引っ張る力を少しずつ弱めていくことにつながります。

つまり、マインドフルネス瞑想は心の筋肉を鍛えてくれるのです。

そんなマインドフルネス瞑想の最中に「〜しなければ」という思いが湧いてきて、意識を「今ここ」にフォーカスできない時はどうするか?

そんな時は、「〜しなければ」という思い自体を、マインドフルネス瞑想の対象にしてしまうのです。

「〜しなければ」という思いの奥には、何があるのか?

「〜しなければ」という思いは、そもそも誰の声なのか?自分自身の声なのか、それとも子どもの頃に聞いた親や先生の声なのか?

「〜しなければ」という声のトーンは、どんな感じなのか?今のままではダメだという自己批判に満ちているのか?それとも自分のことを心配する不安感に満ちているのか?早く何かを達成しなければという焦りの気持ちが反映されているのか?

「〜しなければ」という思いを信じることによって、自分がどんな気持ちになるのか?

「〜しなければ」という思いは、絶対的に真実なのか?

「〜しなければ」という思いを考えられないとしたら、自分はどんな気持ちや状態になるのか?

今の自分に「〜しなければ」という思いは必要なのか?それを抱え続けるストレスフリーな良い理由はあるのか?

そうして、自分の思いを瞑想の対象にすることで、これまで気づかなかったことが明らかになります。

そして、「〜しなければ」という思い自体には信憑性がなく、それを信じるかどうかの選択権は自分が握っていることに気づけば、その思いを手放すことが出来るようになります。

これはまさしくストレスや痛みの対象に、マインドフルネス瞑想を通じて真正面から向き合い、それを明るみに曝して実体を認識し、そのグリップから自分を解放するというプロセスです。

マインドフルネス瞑想を、「現実逃避」の手段と勘違いしている人もいますが、実際は全く逆です。

マインドフルネスは自分の心のあるがままを、批判を加えずに観察することで、本物の「気づき」をもたらしてくれます。

そして、自分に対して、思いやりと慈しみの気持ちでもって接することを学んでいきます。

このように、マインドフルネスは
「自分との新しい良好な関係を築く」ことにもつながっていくのです。

あなたがどこへ行こうと、何をしようと、誰といようと、必ずついて回るのが「自分」という存在です。

そんな自分とどんな関係を築いているのか?

それは生涯を共にするパートナーとの関係以上に、大切な関係です。

なぜなら、自分自身との関係が全ての人間関係の基盤となるからです。

まずは、最高に幸せで平穏に満ちた関係を、自分自身との間に築く。。。

それを着実に行ってくれる方法を、私はマインドフルネス瞑想以外に知りません。

喜びと平穏に満ちた毎日を送りたいのであれば、そのような状態をまず自分の中に作らなくてはなりません。

心の中にある喜びの種への水やりを怠らない。

そのためにも、ぜひマインドフルネス瞑想を日常に取り入れてくださいね。

山口まみ拝


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