皆さん、こんにちは。ポジティブ心理学の山口まみです。
前回の動画では、私たちが痛みを抱えているときに、それを苦しみに変えないためのマインドフルネスアプローチをご紹介しました。
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今日は、子どもさんが体の痛み(頭痛、腹痛など)を訴えるときに活用できる、マインドフルネスツールをご紹介します。
子どもさんが痛みに苦しんでいるとき、親として「何とかしてあげたい」と切に願うものですよね。
そこで、子どもを慰めたり、おもちゃや本を使って気をそらさせたり、もしくは理論的な症状の説明をして、子どもの痛みを和らげようとしたり…
でも、子どもは痛みとその「痛みを恐れる気持ち」に圧倒されて、どんどん辛い状態にはまっていってしまう…
親として、こんな時ほど無力感を感じるときはありません。
しかし、そんな時に効力を発揮してくれる方法があります!
それは子どもの自然な能力「イマジネーション」を活用するマインドフルネスツールです。
ここでは、「体の悪いところを修理してくれる小人さん」が登場します。
私は我が家の娘が3歳くらいの頃から、この「小人さん」のお世話になってきました。
今では9歳となった娘ですが、先日お腹が痛くなった時にも、自ら「ママ、小人さんに治してもらおう!」と提案してきて、一緒にマインドフルネスのセッションを持ったばかりです。
体の痛みだけではなく、子どもが何かを怖がったり、不安になったり、ナーバスになったりしているときにも、「小人さん」は使えます。
このプロセスは、自分と自分が感じる「痛み」を一体化せずに、切り離して対応できる心の力を、子どもの中に育ててくれるものです。
ぜひ活用してくださいね。
山口まみ拝
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11月末は、こちらニュージーランドで『やさしいマインドフルネス子育てワークショップ』(全3回)を開催します。
今回のワークショップでは、同じ親として子育て真っ最中の心理学博士の山口まみが、マインドフルネスを子育てに活かす方法をお伝えしていきます。
ワークショップで学ぶ内容は、あなた自身が「心と脳の賢い使い手になる」ためだけのものではありません。
その大切な知識とスキルは、子どもがあなたから受け継いでいくために必要なものです。
なぜなら、それらが子ども達の幸福度とこれからの時代を生き抜く力に密接に繋がっているからです。
当ワークショップを通じて、皆さんと一緒に『やさしいマインドフルネス子育て法』を深く掘り下げていけることを楽しみにしています。
ワークショップは後ほど、オンラインでの受講が可能です。ご興味ある方は、オンライン受講での準備が出来次第、お知らせをお送りしますので、こちからからご登録ください。
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