みなさん、こんにちは。
ポジティブ心理学博士の山口まみです。
手前みそになりますが、今日は家族の話をさせていただきます。
昨年4月にニュージーランドから日本に戻って以来、私たち家族3人(ニュージーランド人の夫、2歳の娘、私)は私の両親の家に同居させてもらっています。
それまで母とはメールでちょっとしたやりとりをしたり、電話でたまに近況の話をしたりする程度で、あまり精神的な深い話をすることがありませんでした。
でも、こちらに戻ってきてから、私のセミナーに参加してもらったり、斎藤一人さんの本を一緒に読んだりする内に心の話をすることが多くなりました。
その中でも、母にとっては言葉の力というのが深く心に響いたようで、波動のいい言葉「嬉しい、楽しい、ツイてる、幸せ、ありがたい」という言葉を今まで以上に意識して口に出すようになりました。
そして、愚痴・不平不満・悪口といったものは、口に出してもいいことは一つもないということを理解し、それらを極力言わないように心がけるようになったのです。
そうこうしいてる内に、母にすごい変化が起きてきました。
母の周りの人が、母に愚痴をもらしたり悩み事を相談したりした時に、母は自然とその中からポジティブな面を見つけ、
「そういう考え方もあるかもだけど、こういう考え方もあるよ」
と相手を励ましたり、元気づけたりするようになったのです。
それも母は特にがんばって意識してやっているわけではなく、自然とそういう考え方が出てくるようになったというのです。
愚痴・不平不満・悪口というのは、言った本人は、すっきりした気持ちになるかもしれませんが、そのすっきり感は実は錯覚で長くは続きません。
というのも、まずそれを言ったところで物事は解決しないばかりか、逆にそのネガティブな面を自分の心の中で増長することになるからです。
プラス、脳というものは聞いた内容の自他の区別をしないので、それが人のことを言っていても自分のことを言っていると思うのです。
でもそれより何より悪いのは、そのネガティブな暗い波動を、耳を傾けてくれた相手に押し付けてしまうことです。
愚痴・不平不満・悪口を聞かされて気分がよくなる人など一人もいません。
あなたも友人知人から、そんな話を聞かせられたら何だか暗く重い気持ちにはなっても、心が晴れ晴れとするということはありませんよね。
私たちが幸せになるための一番の近道があります。
それは、「人を喜ばせる存在になる」ということです。
人を喜ばせるのは簡単です。
笑顔を絶やさず、明るい言葉を話せばいいのです。
そんな簡単なこと、と思われるかもしれませんが、これが出来ない人が本当に多いのですよ。
それがなぜかは、また次回、お話ししますが、今はまず、「いい言葉」「耳に心地よい言葉」を話すよう心がけてください。
そうしている内に、あなたの考え方まで驚くぐらい変わっていきます。私の母のように。。。。
「人はいつでも変われる。変わろうと決意した瞬間に!」
いくつになっても、新しい自分へと前へ進んでいる人の姿は美しいと、母を見ていて実感させられました。
山口まみ拝
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