あくせくするな ゆっくり生きよう

【あくせくするな ゆっくり生きよう】
ポジティブ心理学博士・山口まみによる金曜連載
『あなたが輝くポジティブマインド育成講座』Vol.78
誰もが「心のゆとり」を持って過ごせることを望んでいるし、そうすることの大切さも分かっています。
その漢字自体に表されている通り、「慌ただしい」毎日を送っていると、心は「荒れ」てくるし、「忙しい」日々に忙殺されると、心は「亡く」なってくる。
でも実際にやることが山積みの毎日の生活の中で、どうやって「心のゆとり」を達成するのかと、ジレンマを覚えている方も多いのではないでしょうか(私もその1人です!)。
やることを減らすことは難しい、時間も限られている、つまり、そもそも「心のゆとり」を生むための環境を整えることが出来ない、というのが多くの人の悩むところだと思います。
そこで今日は、「流動的思考」という普段忘れられがちな思考法を使うことによって、「心のゆとり」をもって人生が生きられるようになることを示してくれる本をご紹介します。

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著書:あくせくするな ゆっくり生きよう
著者:リチャード・カールソン  ジョセフ・ベイリー
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本書では、思考法は大きく2つに分けることが出来ると説明されています。
1つは分析的思考法と呼ばれるもので、記憶に蓄えられたデータを分析し、問題を解決する方法を見出します。またすでに学習したことを記憶にとどめておく働きもします。
そのため、分析的思考は学習やルーティン的な仕事を効率よくこなすために欠かせない思考法だといわれます。
この思考法は、必要な情報がすべて揃っている場合には、最も効率よく素早く答えを導きだすという利点を持っています。
しかし、情報が揃っていないときには、答えが出せないまま考えることをやめないので、悩んだり、こだわったり、そのお陰で疲れたり、欲求不満に陥るという欠点があります。
一方、流動的思考法は、「川のように流れる思考法」で、直感や創造性といった自分の中に眠っている知恵を使って問題への答を生み出す思考法だと説明されています。
現代の社会生活においては、分析的思考の方に重きが置かれはいるものの、多くの方がこれまでに流動的思考の体験されたことがあると思います。
ある問題への対応策や答えが出ず悶々とした時間を過ごした後、思い切って外に出て散歩をしたり、シャワーを浴びたり、音楽を聴いたり、他のことをしていたら、答えがふっと湧いてきたという経験がありませんか?
うちの主人は、難解な問題にぶちあたったときは、夜寝る前に「明日の朝目覚めたら、答えが浮かんでいるはずだ」と思って眠るそうです。
そうすると朝まで待たずとも、夜中にはっと目覚めて答えがひらめいたりすると言います。
もちろん、分析的思考と流動的思考にいい悪いも優劣もなく、それを上手に使い分けることが必要なのだと著書は語ります。
分析的思考に頼りがちな私たちが、流動的思考を始めるには、意識して分析的思考をやめる、つまり余計な考えを心の中から追い出すことが必要なのだそうです。
著書はそして、以下の2つのことを読者にアドバイスしています。

1、まずは流動的思考法が存在することを知り、その素晴らしい力を認めること。
2、余計なことを考えなければ自然と流動的思考が起こり、自然とよいアイデアが浮かんでくることを信じること。


どうやら、「心のゆとり」を生み出すには、自分の中にある潜在的な力(直感、創造性、知恵など)を信じることが何より大切なようですね。

それではまた次回お会いしましょう!
山口まみ 拝

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