上手に傷つくためのレッスン

ポジティブ心理学博士・山口まみによる金曜連載
『あなたが輝くポジティブマインド育成講座』Vol.75
仕事を通じても私生活を通じても、色んな人と話をするごとに気づくのは、過去に傷ついたことのない人はいないということです。
それが幼少期であったのか、小学校、中学校、高校、大学、または社会人になってからのものであるかの差こそあれ、ほぼ誰もがどこかで心に深い傷を負う経験をしています。
またそれほど深いものでなくとも、日々の生活で、自分の思いが相手に伝わらなかったり、誤解されたり、非難されたり、またその他の手痛い経験などして、心に無数の小さい傷を作っているのは確かです。
では、傷つくことは避けられないとすれば、心の傷を最小限に留めたり、乗り越えたり、またはそれをエネルギーとして新しい自分を生きていくことが必要になります。
今日はそのための指針を与えてくれる本をご紹介します。

----------------------------------------------------------------------—
タイトル : 上手に傷つくためのレッスン
著者: 香山 リカ
----------------------------------------------------------------------—-
著者の香山リカさんはメディアにも時折登場されている精神科医で、テレビを通じてご存知の方も多いのではないでしょうか?
私はテレビをほとんど見ないので、画面上の(動いている!)香山さんはまだお見かけしたことがありませんが(笑)、その率直で気取らない、かつ温かいお人柄がにじみ出る文章が好きで、日頃から愛読している著者のお1人です。
著書の中に、<傷ついたときには、そこで発生する感情、いつもとは違う行動などにある程度、自分できちんと向き合い、受け入れる必要がある>とあります。
なぜなら、<目をそらされた「心の傷」は、瞬間凍結されてそのまま心に残り、時間がたっても薄れていくことがない>からだと。

ただ、ここでも著者は心の傷に「向き合いすぎる」ことに警告をならしています。
そして、自分の感情に向き合うのは<最低の日常生活はおくれる範囲で>行うことをアドバイスされています。
つまり、感情に向き合いすぎて、学校や仕事を休んでしまったり、食事も取らなくなったりするのは行き過ぎだと。
著者は私たち人間には、心の傷を癒し元気を取り戻す強力な『回復プログラム』が備わっているといいます。
だから、私たちに必要なのは、その回復プログラムが正常に機能する環境を整えて、後はそのプログラムの進行を邪魔さえしなければいいのだと。
肉体的な傷や病気を癒し健康な体に戻る自己治癒力が備わっているように、心の傷にも健康な元の状態に戻ろうとする自己回復力が備わっているということを知っているだけで、随分心強くなりますよね。
私たちはもっと自分の中に宿る強さと力を信じていい。
そんなことを本書から優しく教えてもらえたような気がします。
それではまた来週の金曜日にお会いしましょう!
山口まみ 拝

新刊『隠れネガティブを解消する本: あと一歩、踏み出せる自分に変わる』(三笠書房)
全国書店&アマゾンにて好評発売中!
☆★最幸の結婚生活を実現するパートナーシップ講座★☆
~世界で一つしかない「私たち二人の幸せのカタチ」を築き上げよう~
2015年2月25日(水)10:00-開講
☆★今度こそ絶対英語をマスターしたいあなたへ:『英語コーチング』無料体験講座★☆
~出身国30カ国1000人以上の生徒に教えてきたネイティブ講師と心理学博士のメンタルコーチが教える「画期的英語学習法」~
2015年3月7日(土)9:30-11:30
☆★☆講演、執筆、セミナーのご依頼☆★☆
過去に実施したテーマについてはこちらからご覧いただけます。
お気軽にお問い合わせください
turningpoint.jp@gmail.com
090-3739-3992 (山口)

eBook『心理学博士が贈る7つの幸せレシピ』

いつからでも始められる、自分を磨き高める7つのレッスン。幸せのエッセンスが凝縮されたeBookです。

We won't send you spam. Unsubscribe at any time. Powered by ConvertKit