愛に悩むあなたへ:新しい愛の形シリーズ第1回(全4回)

【愛に悩むあなたへ:新しい愛の形シリーズ第1回(全4回】
ポジティブ心理学博士・山口まみによる金曜連載
『あなたが輝くポジティブマインド育成講座』Vol.25
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みなさま、こんにちは。
Office Muse代表、ポジティブ心理学博士の山口まみです。
「愛」というとすぐに思い浮かぶのが「恋愛」「恋人」「ロマンス」「結婚」という言葉かもしれません。
これは「重要な他者との深い結びつき」の代表格のようなもので、多くの人がこの「愛」に対する憧れや願望をもっているといえます。
けれどもこのような「愛に関する概念」は、実はものすごく了見の狭い考えで、あなたの幸せを制限していると言ったら驚きますか?
今日ご紹介する本は、ポジティブ心理学者Barbara Fredricksonさんが取り組まれている「愛」という研究テーマについて深い考察を与えられている本です。

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タイトル:Love 2.0
著者:Barbara Fredrickson
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著書の中で「愛」は「あなたが日常で体験する他人とのつながり&心の温もり」であると定義されています。
その体験がどんなにささやかで短いものであれ、ポジティブな感情を見知らぬ他人と共有する体験を「愛」だとする考え方は、私たちの愛のスペクトルを大きく広げてくれます。

例えばあなたがソチ・オリンピックで浅田真央さんのパフォーマンスを観ていたと想像してください。
彼女のフリーの演技が終わった瞬間思わず感極まり、あなたは隣に座っていた見知らぬ人と一緒に「素晴らしかった~」と目を涙で潤ませながら感動を分かち合います。
著者はこのような体験を“Positivity Resonance”(ポジティブ共鳴)と呼び、それから私たちは生きるエネルギーを得ていると指摘します。
そう考えると、私たちは日々の中で「愛」を体験する機会を無数に与えられているばかりでなく、自らの働きかけにより「愛」を生み出すことができることが分かります。

先日、飛行機の中で私が体験した高校生の男の子との出逢いは、まさしくこの「ポジティブ共鳴」をおこしてくれました。
見知らぬ人と交わす何気ない会話から、私たちは思っている以上に多くのものを得ていることが、意識すればするほど分かってきます。
(その時のストーリーはこちら
人が他人との関係を通じてこのような「愛」を経験している時、生化学的にも変化が起こっています。
その生化学的な変化の1つにオキシトシンというホルモンがあります。
オキシトシンは出産や授乳をする時に分泌され、母親と赤ちゃんの絆を深くする「愛のホルモン」として良く知られています。
しかしながら、オキストシンはこのような特別な体験だけでなく、見知らぬ人とポジティブな感情を共有する時にも関係していることが最近の研究でも分かってきました。
オキストシンは他人への恐れを減らし、心を穏やかにし、人とのつながりを可能にするホルモンです。
つまり、「愛の共鳴」というささやかな体験を日常でたくさん体験すればするほど、オキシトシンがあなたの脳と体を満たし、さらに「愛」を感じやすい人に変えてくれるということです。

「愛」で心が満たされたいなら、まずは日常で感じる「愛=ポジティブ共鳴」を増やしていきましょう。
そこに人がいる限り、あなたはポジティブ共鳴の機会(チャンス)を得ているのですから。
1日を通じて出逢うたくさんの人々と、心を開いて「生きている楽しさ」を共有する心づもりで毎日を過ごしてみてください。
それはどんなささやかなことでも良いのです。
それともう1つ。
普段から意識して口角をあげておくことも大切です。
口角があがっていると、親しみやすい印象を与え、周りの人もあなたに話しかけやすくなります。
つまり、口角を上げるということは、あなたが「ポジティブ共鳴(愛)への招待状」を周りに送っていることになるのです。
あなたのこれからの1週間が「愛=ポジティブ共鳴」で満たされた素晴らしいものとなりますように!
それではまた来週の金曜日にお会いしましょう!
山口 まみ拝

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